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塗装工事を行うのに、都合の悪い季節はあるのですか？

現在の塗料は性質・性能も格段に向上していますので、どの季節でも問題ありません。ただ、厳密に言いますと、雨の降りやすい時期や冬場は乾燥に時間がかかる場合が多いため、多少工期が長くなることがあります。品質に影響は無いです。季節ごとのメリットとデメリットは下記となります。

季節	メリット	デメリット
春	春の空気が乾燥して、塗料が乾きやすく、気温も高すぎず低すぎず、快適に作業できる時期と言えます。	4月、5月は不安定な天候が多いため、晴れたり雨が降ったりすると作業時間が伸びてしまう場合もあります。
夏	塗料の乾きが早いので作業が早く進めます。また、高温によって塗料が伸びやすくなり、透けやかすれなど塗り残しも少なくなります。	施工中は基本的に窓を閉めることになりますので、職人にとってハードな現場になります。
秋	空気が乾燥しているため塗料も乾きやすいです。	台風のシーズンがきたら施工できない日が続き工期が伸びてしまう可能でしがあります。
冬	空気が搬送しているため、塗装物に対する塗料の付着や吸収が良いです。	屋根塗装の場合は、内側は室内の空気によって暖められ、外側は外気に触れて冷たくなるため、結露をする可能性があり、塗料が乾くまで時間がかかってしまいます。他の季節とくらべて一日の作業時間が短くなり、工期が伸びる傾向があります。