外壁・屋根塗装に関する専門用語を掲載
クリアー塗装とは、外壁カラーを維持するために透明な塗料で塗装をする方法。
クリアー塗装に使われる塗料の原料については、通常の上塗り材とさほど変わりません。主にウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などがあります。
さらに水性系と溶剤系(油性)に分類されます。 クリアー塗装として使用される塗料には、色のもとになる顔料が含まれておらず、透明な塗料になります
サイディングで2色以上の家、外壁にデザインがある家、レンガ調の外壁などに適しており、万一これらの家を通常の塗料で塗ってしまうとデザインがなくなってしまうのでクリアー塗装がおすすめなのです。
そういうわけで、クリアー塗装は今あるデザインをそのまま維持することが目的の塗料といえるでしょう。そのため、デザインがなく単色塗装の場合、通常の塗料で塗った方が費用も抑えられおすすめです。
クリアー塗装の注意点としては、まずもとの壁の状態が良くなければ塗ることができませんので、劣化が激しいケースではクリアー塗装はむずかしいです。 今の外壁のカラーや模様が気に入っていて、そのまま塗装したい場合には、早めの塗り替えを検討し、10年前後での塗装をおすすめします。