外壁・屋根塗装に関する専門用語を掲載
塗装の場合に使う硬化不良とは、塗装を施した後、焼付乾燥でも自然乾燥後でも規定の硬度にならない塗膜の状態を指します。硬化不良の原因は複数ありますが、代表的なのは下記の通りです。
- 塗膜が厚すぎます。塗膜を薄く何回も重ね塗りをして、最終的に均一にします。 対策:塗装方法や塗装機材を変更する必要があることもあります。
- 塗膜の厚さに大きなムラがあります。 対策:塗装方法や塗装機材を変更する必要があるかも知れないです。
- 溶剤の沸点が高すぎ、あるいは周囲の温度が低すぎます(およそ5℃以下)。 対策:沸点の低い溶剤を使ってるか、周囲の温度を上げてみましょう。冬期間の作業の場合、使用する塗料・溶剤の適性には注意が必要です。
- 2種類以上の塗料や溶剤を混ぜて塗る場合、撹拌が不十分で塗料に品質にムラがある。 対策:十分に撹拌を行いましょう。(混合比を間違えると十分な性能を発揮しないので、十分な注意が必要です。)