外壁・屋根塗装に関する専門用語を掲載
ガン肌とは、塗装の仕上がり具合を表現する言葉です。
塗膜欠陥状態のことで、塗面が果物のオレンジの表皮のように凹凸状態になることをいいます。ゆず肌やオレンジピールなどと呼ばれることもあります。
主としてスプレー塗装による施工で起こりやすい現象ですが、最近はスプレーる塗装自体があまり行われず、刷毛やローラーでの塗装が一般的になっています。
まず根本的な原因としては、塗料が乾燥してしまい、塗膜になる途中に凸凹のついたまま乾燥してしまうこと。これにはいくつかの原因があります。まずは、塗装面の温度が高い夏場に施工したとき。そして、スプレーガンと外壁の距離が遠すぎたり、吹き付けの圧力が弱い場合や早すぎる場合、また塗料の吐出量が少なすぎて塗膜が薄い場合にも発生します。