外壁・屋根塗装料金相場
                        
                    
                
                            ◆ 「総床面積」30坪程度の住宅の外壁 = 約90㎡
                            ※ 30坪というのは、だいたい90㎡のことを指します。
                            1坪 = 0.3025㎡の計算で算出します。
                            通常の住宅であれば、図面に記載されているので簡単ですが、坪数を㎡にする場合は、坪数÷0.3025㎡ですし、㎡を坪にする場合は㎡ × 0.3025 = 坪数で分かります。
                            ◆ 大まかな塗装面積の求め方 … 「総床面積」× 3.3 × 1.2
                            ※ 総床面積 = 床全ての面積のことです。2階建の場合、1階面積 + 2階面積 = 総床面積です。
                        
1.坪数、塗料による外壁塗装の費用相場表
1.外壁塗装の費用相場表
塗替え塗装の費用は、建物の面積と形状や、壁材の種類、足場の組みやすさなどによって変わるため、 「いくらになります」と言い切れることは困難です。しかし、今までの塗装実績から「建坪」と「塗装面積」の関係は大体次の通りになります。
下記は外壁塗装+屋根塗装のおおよその価格相場です。アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、遮断熱、 光触媒などの主要な塗料の外壁塗装、屋根塗装の相場を0~30坪、31~60坪、61~90坪、91というように表にしました。
表が示した金額に付帯部分(雨樋、破風など)は入っていません。あくまで目安で、その他にも様々な要因で、価格というのは上下します。 数字だけではなく実際に家を調べない事には本当に金額というのは出てこないとお考えください。
| 坪数/塗料 | 坪数 / 塗料  | 
                                
                                アクリル | ウレタン | シリコン | フッ素 | 遮断熱 | 光触媒 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 0~30坪 | ~60万 | ~72万 | ~87万 | ~111万 | ~117万 | ~129万 | |
| 31~60坪 | 62~120万 | 74~144万 | 89~174万 | 114~222万 | 120~234万 | 133~258万 | |
| 31~ 60坪  | 
                                62~ 120万  | 
                                74~ 144万  | 
                                89~ 174万  | 
                                114~ 222万  | 
                                120~ 234万  | 
                                133~ 258万  | 
                            |
| 61~90坪 | 122~180万 | 146~216万 | 176~261万 | 225~333万 | 237~351万 | 262~387万 | |
| 61~ 90坪  | 
                                122~ 180万  | 
                                146~ 216万  | 
                                176~ 261万  | 
                                225~ 333万  | 
                                237~ 351万  | 
                                262~ 387万  | 
                            |
| 90坪~ | 182万~ | 218万~ | 263万~ | 336万~ | 354万~ | 391万~ | 
2.一般的な延べ床面積が30坪の住宅の例
2.延べ床面積が30坪の住宅の例
| 塗料/単価 | 
                                    塗料 単価  | 
                                
                                
                                    外壁・屋根単価 (㎡)  | 
                                
                                
                                    外壁 屋根 単価 (㎡)  | 
                                
                                
                                    外壁面積 (150㎡)  | 
                                
                                
                                    外壁 面積 (150㎡)  | 
                                
                                
                                    屋根面積 (80㎡)  | 
                                
                                
                                    屋根 面積 (80㎡)  | 
                                
                                その他 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アクリル | ― | ― | ― | 付帯部分: 160,000円 ※1 足場、養生費: 150,000円 | ||||
| ウレタン | ― | ― | ― | |||||
| シリコン | 2000円~3000円 | 300,000~450,000円 | 160,000~240,000円 | |||||
| フッ素 | 3500円~4500円 | 525,000~675,000円 | 280,000~360,000円 | |||||
| 遮断熱 | 3000円~4000円 | 450,000~600,000円 | 240,000~320,000円 | |||||
| 光触媒 | 4000円~5000円 | 600,000~750,000円 | 320,000~400,000円 | 
3.足場仮設費用
塗り替え工事を行う際には必ず足場が必要となります。 足場の費用について、おおよそ1㎡500円~700円あたり程度に養生シートが1㎡100円~200円あたり程度となります。 養生シートが無いと塗料を塗る際に周辺に塗料が飛び散りますので必ず必要です。足場費用と養生シート費用を合計して相場は1㎡600円~900円程度です。
注意して欲しいのは、時々『足場代無料』とか『足場代半額』と謳っている業者がありますが、その費用分は必ず見積もりのどこかに紛れ込んでいます。 足場費用は通常戸建てを塗り替える場合は10万~15万円程度はかかりますので、無料という事はありえないです。
                            足場の計算ですが、外壁から少し離れた位置(外側)に設置するため実際に塗替えを行う外壁の面積よりも大きくなります。
                            大体塗替えを行う面積の1.2~1.3倍程度が計算面積となります。
                            つまり、外壁面積150㎡x1.2倍=約180㎡x約600~900円(足場+養生単価)=約11~17万円となります。
                        
最後に、注意して欲しいのは足場の組みやすさも費用に影響します。 隣の家との距離が充分にあり、通常通り足場を組める場合は問題ありませんが、 隣の家との距離が狭い場合は、足場を組み立てる作業に時間がかかるため費用も高くなります。
4.塗装工事費用の内訳を公開
- 塗料・養生・資材代・・・約20%
 - 足場代・・・・・・・・・約20%
 - 塗装職人の人件費・・・・約30%
 - 営業経費・・・・・・・・約30%
 
塗料代は、どんな種類の塗料を使うかによって大きく異なります。たとえばアクリル系塗料とフッ素塗料とでは2倍もの開きがあることもあります。 塗料そのものの値段と、その使用量によって最終的な塗料代が決まります。
足場は、家の規模によって価格が決まり、敷地が狭くて足場が組みにくい場合、狭小作業料などといって割り増しになることもあります。